ノート

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ノートには各頁に日記が書かれているため当然裏も半端な所で破られていて読めない。 「…気になる。一体これはなんていう焦らしプレイ?」 「プレイ言わない。確かに気になるよね…。まぁ次のページに不都合が出来る訳じゃないし。」 _______________________ 2008.04.07 今日は久しぶりにまきちゃんと遊びました。まきちゃんはお人形さんです。 _______________________ 他の日記同様に絵が描かれている。流れでいえば微笑ましい筈の絵。だがそれは決して微笑ましく平和的なものではなかった。日記の絵にはこのノートを描いた女の子であろう人とその隣には脚と手が片方ずつない人形らしき¨モノ¨があった。 「何これ…。」 「気味が悪いな。普通壊れていたとしても手足がある状態で描かないか?そのまま描くくらいなら俺はいっそ描かないな。」 そして次の頁をめくると、又同じ様な絵が描かれていた。四月七日の日記と違う点といえば、人形らしき¨モノ¨の手足が完全に無くなっており胴体と顔しか残っていない点だ。
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