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そう言ってズルズルと俺を扉の方へ引っ張って行く。
抵抗しようと思ったけど、約束したならしょうがない。
「さて、まだ朝早いので
朝ごはんを
食べに行きましょう」
「えっ、家にインスタント
ラーメンがあるぞ」
「不健康そのものですね。
嫌です。
食べに行きましょう」
人の意見に屈しないユキの意見は、それが正しいと言わんばかりのものだった。
と、言うより迫力が凄い。
笑顔なのに後ろからどす黒いオーラがうねって見える。
これには逆らえんだろ。
こうして、突然現れた少女とのデート(?)が始まった。
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