1821人が本棚に入れています
本棚に追加
雅明「息子よ。いや風太よ、今私がここにいる理由はだいたい分かるな?」
風太「うん…俺の中の魔力の事だろ。」
少し悲しそうな顔をしながら雅明の質問に風太は答えた。
雅明「これ以上は風太にも、お友達にも良くない。だから魔法界に行くぞ。」
風太「やっぱり…でも行くしかないよな…わかった。魔法界に行く。」
雅明「そうか。わかった…マリア頼む。」
マリア「わかりました。汝魔力と繋がりし時光の扉を…【正門】。」
マリアの前に真っ白の扉が出てきた。その扉が開くとマリアと雅明は入っていった。
雅明「早く来いよ。」
風太「あぁ…無竜悪いな。これでさよならだ。」
風太の目から一筋の涙が落ちていった。
そんな事を無竜が知る事はないと思っていた。
最初のコメントを投稿しよう!