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自販機の場所まで
たどり着いた杏樹は
スカートのポケットから
財布を出そうとした瞬間
後ろから伸びてきた手が
小銭を入れ
杏樹を抱きしめて
杏樹の飲もうとした
ピーチティーの
ボタンを押した‥…
‥……
‥……‥…
‥……‥……
ビーーーーッ
‥……ゴットン。
???
『久しぶりだな‥…杏』
耳元で聞こえる この甘い
ハスキーボイスは‥…っ!
杏樹
『あっ‥碧ちゃんっ?!』
杏樹は首だけを動かし
後ろの人物に目を見開いた‥
杏樹を後ろから抱きしめたのは
学園の王子…
真堂 碧依だった。
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