(3)背後には気をつけて!

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碧依 『イキナリ抱きしめて 驚かしたのは謝るよ‥ごめん。 ‥……‥でもな?杏? [学校では必要事項以外は 話し掛けない近寄らない]って ルールもう止めにしないか?』 杏樹 『えっ?!な何で?』 碧依 『俺達は結局 みんな目立つだろう? それに俺は杏が近くに居るのに 話せないのも触れられないのも 正直、物凄く辛いんだ‥…』 ‥…ドク‥ン 杏樹 『碧‥ちゃん?』 熱っぽい眼差しで自分を 見つめる碧依の視線を 杏樹は反らせない… ‥…ドクン ‥……‥ドクン 杏樹 『碧ちゃん私は‥…』 ‥…… ‥……‥ ‥……‥… パンパンパンッ! ??? 『はいっ!そこまで!』 突然、手を叩く音がして 二人が振り向くと‥… 杏樹・碧依 『『零都?!』』 もうひとりの学園の王子‥ 伊集院・零都が壁に 寄り掛かりニヤリと笑って 杏樹と碧依を見ていた。 .
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