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零都
『‥…。』
杏樹
『‥碧ちゃんの
‥…碧ちゃんの‥っ
天然変態エロ王子~~っ!!』
バッチーーーン!
と音がして碧依は
その場で尻餅をついた。
そう‥杏樹が碧依を
平手打ちしたのである‥。
碧依は左頬を押さえながら
ヨロヨロと立ち上がる。
碧依
『~~っ
思いっきり叩いたなぁ‥』
杏樹
『言いたい事は
それだけなのっ?!』
目には涙を溜め真っ赤に
染めた顔を零都の背中から
ぴょこっと出して怒る杏樹‥。
碧依を平手打ちした後に
杏樹が零都の後ろに
逃げ込んだのだ。
二人に挟まれた零都は
やれやれ‥と首を
左右に振ると目を細めた。
零都
『あのさぁ‥お前ら
マジでいい加減にしろよな?
ここ、どこだか解ってんのか!
痴話喧嘩なら余所でやれっ!
つってんだろうがっ!』
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