(3)背後には気をつけて!

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零都 『‥…。』 杏樹 『‥碧ちゃんの ‥…碧ちゃんの‥っ 天然変態エロ王子~~っ!!』 バッチーーーン! と音がして碧依は その場で尻餅をついた。 そう‥杏樹が碧依を 平手打ちしたのである‥。 碧依は左頬を押さえながら ヨロヨロと立ち上がる。 碧依 『~~っ 思いっきり叩いたなぁ‥』 杏樹 『言いたい事は それだけなのっ?!』 目には涙を溜め真っ赤に 染めた顔を零都の背中から ぴょこっと出して怒る杏樹‥。 碧依を平手打ちした後に 杏樹が零都の後ろに 逃げ込んだのだ。 二人に挟まれた零都は やれやれ‥と首を 左右に振ると目を細めた。 零都 『あのさぁ‥お前ら マジでいい加減にしろよな? ここ、どこだか解ってんのか! 痴話喧嘩なら余所でやれっ! つってんだろうがっ!』 .
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