理不尽な王様

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またごくりと喉を鳴らす。 「な…なんですか?」 僕は恐る恐る聞いてみる。 「それはな……………………………」 某クイズ番組の司会の様にためる国王。 長い! 「…………………国王の後を継げばいい!」 まるでやりきったYO☆とでもいいたげな表情で、こちらを見る国王。 突っ込むところが多くてどうすればいいのかわからない。 僕はとりあえず 「嘘だ!」 ……いや、違う。 しばしの沈黙。 「国王様、やり直していいですか?」 「よい、認める」 「国王様の後を継ぐってどういうことですか!?」 素直に聞いてみる事にした。
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