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4年前の8月、私たち5人は夜の11時からS市の公園へ遊びに行った
その公園には 90℃の 滑り台があって、
その左手にはジャングルジムがあった
皆滑り台で遊び始めて
私は、高所恐怖症なので一人 煙草を吸って みんなの写メやらムービーを 撮っていた
それから 五分ぐらいして一人の男の子が
私の隣にきて 滑り台に誘い始めてきた。
私は断っていると 誰も居ないはずのジャングルジムの方から
子供の笑い声が【キャハハハ】...
私は 隣に居た男友達に『今聞いた??』と 問いかけた。
男友達は 【お前にも聞こえたんだ...でも 子供の笑い声だったよな??】
私はもちろんと言う顔をした
私達二人以外は 楽しそうに遊んでいる。
二人の沈黙を消すかの様に男友達が
【とりあえず 楽しく遊んでるんだし気にせず俺等も 遊ぼうゼ】
と 私に言った
私も もう1度携帯を開き写メを 撮り始めた
パシャッッッッ!
1枚目を 撮った瞬間私は 悪寒が走った
写メには 煙草の煙で象った細い顔...
私は 震えた声で皆を呼んで写メを見せた
皆も 私の異変にビックリしたのか 私を抱えて 車に 急いだ。
車に乗り込む 直前トイレの前に3~4歳ぐらいのの男の子が 手を振っていた。
私は 気を失ったのか 記憶がなく 帰り道の事はよく覚えていない
でも 微かにあの男の子が着いてきたのは分かっていた...
続く
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