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終わりはいつも突然だ。
俺はいつものようにチームの集会に集まって、いつものように煙草に火を付け、チームの仲間となんてことないつまんねぇ話で馬鹿笑いしてた。
ふと、自分の携帯が振動しているのに気付き携帯のディスプレイに目をやる。
どうやら電話らしかった。
ディスプレイには知らない番号。
仲間との楽しい時間を邪魔されたことに内心舌打ちをしながら出る。
「…もしもし」
『高橋隼斗(タカハシハヤト)君、だよね?』
「だったら何だ。つかテメェ、誰だ」
知らない男の声に自分の名前を呼ばれ、不審に思いながらも返す。
『真紀(マキ)の婚約者…いやもう夫、かな?』
「…………は?」
真紀というのは俺の母親の名前。
再婚などという話は聞いていない。いや、最近家に帰ってなかった為、話す機会が無かったから知らないのも仕方の無い事だろう。
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