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そのときいまじんと仁が
共感するように
つばを飲みこんだ。
「てゆーかさ俺だけに
そうイカらないでくんない?
このクラスでジャニーズは俺だけ
じゃないんだからよ・・・」
「うるさい!
お前が一番目障りだからけん!」
辛澤は雄太の顔面に
カバンをぶつけた。
「うげっ!」
周りの目が点になった。
そして辛澤は雄太の
足元にある消しゴムを拾い、
なぎさという親友に
「なぎさ!
次の授業の教科書
とりにいくで!」
と消えてしまった。
いまじんは雄太に
「大丈夫?」と
声をかけた。
雄太はよっぽど
イライラしてたのか
いまじんをおもいきり殴り、
「なんでこの俺が
あんな女になめられて
人前で恥をかかなきゃ
なんねーんだよ!!!」
と鼻血をティッシュで
拭きながら叫んだ。
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