不良のジャニーズJr.

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 さっそく 高校生活が始まった。 一人のクラスメートの女子 が雄太に話しかけた。 「あなたがジャニーズJr.の 萩原クン?」 「あぁ・・・。」 「メアド教えてよ!!!」 「それはその・・・。」 その女子がうるさいので 他のつるんでる女子も 集まってきた。 「どう?ジャニーズJr.が クラスいっしょで?」 「かわいい!!! ちょっとあっちからも 友達連れてくる!」 なんだかにぎやかに なってしまい雄太は 混乱していた。 「雄太!この空気が わかってんのか! 俺たちがジャニーズJr.だから 女の子達 いっぱい来てるぜ!!」 雄太がブルーに なってるにもかかわらず いまじんはテンションが 高かった。 「なんでそんな お前のってんの?」 雄太は不思議で しょうがなかった。 「真島ク~ン!」 黄色い声がいまじんを呼んだ。 「は~い!!」 いまじんはその 黄色い声に誘われて そっちにいってしまった。 雄太は疲れていた。 「みんなもう少し緊張と いうものを知らねえのか?」 と小声でいうと、 「玉城ク~ン!」 と仁を呼ぶ女子達がいた。 なるほどこいつらは仁派だ。 こういうとき仁は どういう対応を とるのだろうか? 「玉城クン。 写メとらせて!」  仁は答えた。
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