不良のジャニーズJr.

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 入学して すぐ悲しい事件は訪れた。 ある日、雄太といまじんは 授業中クラスの いじめられっ子のノートを 盗んで廊下を走った。 「雄太!あのバカ このノートにいつも 変な日記つけてるっつったけど ホントかな!?」 「はしゃぐな!チビ! てかせっかく 授業サボってんだからさ…」 「トイレに 行こうってこと?」 「バカ!トイレは 臭くてたまらん! トイレの時代は終わったんだよ! 生徒ホール行くぞ!」 「イエッサー!アニキ!」 二人は生徒ホールに かけこんだ。 「誰もいねえ。 やっぱここ使える!」 いまじんがしゃべってると 雄太はクールに笑って言った。 「グダグダ言ってねーで、 はよタバコよこせよこせ!」 「でも臭いバレるかも しんねえぞ?」 「お前のわきがのスプレーで ごまかせばいい。」 「うっ、今ちょっとグサッと… まいいや、はいタバコ。」 「フー。気持ちいい。 いまじん!ノート開け!!」 「OK! あ、こいつわけわかんねぇ 絵描いてる!!!」 「マジやべえ!!! イカれちゃってんじゃねえ!?」 一方、雄太といまじんが 盛り上がってるとき 仁も授業をサボっていた。 うまく隠れていたが 飽きて散歩していた。 「授業とか マジやってらんねぇ・・・。」
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