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標的が自分達の間合いに入る直前、僕達は一斉に彼等の前へ飛び出す。
「な、なんだお前達は!!」
突然の来客に驚く彼らに、僕は小さく笑いかけた。
「僕は伊吹刹那と申します。すみませんが、貴方達には新たな世の為に死んでいただきます。」
抑揚の無い淡々とした言葉。
それを聞いた彼等は一瞬にして形相が変わる。
「な、に!?」
「テメーら・・・倒幕派か!!?」
一斉に身構えるお武家様。
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