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パーティーが始まってから幾数時間も経ち、人々の盛り上がりは最高潮になっていた。
ガウェインは、いつもなら独り、ふて腐れて酒を自棄飲みしているところだったが、今日は独りではなく、そして機嫌がよかった。
こんなに食事は旨い物だったんだな、などど羊の肉をがぶつきながら思う。
この少女といると、今までつまらないと考えていた何もかもが面白く思えるから不思議だ。
彼はその意味が表す言葉を知っていたが、認めたくなかった。
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