最強の騎士ガウェイン

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 対して国民は、そのような政治に不満を持ちつつも殺されることを恐れて、反乱らしい反乱は起きなかった。  というよりは、反乱を起こすほどの余力も残されていなかったのだ。  荒れ果てた国ロマリア。  他国からも完全に見捨てられた亡国のような存在だった。  転機が訪れたのは、ギルデアン・マーニュ王五十年目の祝杯パーティーでの事だった
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