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浄隆の言葉に嘉隆は我に返って
ドカッと浄隆の前に座った。
「何故…
何故、我等がこんな目に遭わねばならんのか
北畠はそんなに…」
「力が全てだ…」
「私は納得出来ぬ…」
うなだれた嘉隆の両肩を浄隆はギュッと握り締めてた。
「良いか…嘉隆…
儂に万が一の事があったら…」
「万が一など
縁起でもない!」
「嘉隆!
黙って儂の話を聞け!」
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