プロローグ

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
「健坊、元気でな」 男は少年にそう声を掛けると小さく手を振り少年に別れを告げた。 少年は小さくうなずき下を向いたまま列車に一人で乗り込むと 所掌が出発の笛を吹き 列車は静かにホームから動き出した。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!