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オイルの基本(壁)
今回はオイルの壁についてお話ししましょうね。
前回までは、オイルはレーンの中は厚く外は薄いのが基本と言う話しをしましたよね。
オイルが厚いとボールは曲がらない、薄いと曲がる!でしたよね。
さて、なぜレーンにはそんなオイルのひき方をしてるのでしょう?
内も外もオイル厚くても良いじゃん!オイルなくても良いじゃん!ってなりますが、オイルを内も外もタップリ塗ったレーンでまっすぐに投げて到達点が17.5枚目に行ったとしましょう。ストライクになるかもですよね。
でもダブル、ターキー、フォースとストライクを続けるのは難しいかもですね。
『入射角度』って言葉をよく聞きますよね。
ご存知のようにストライクの確率をあげるにはこの『入射角度』が大切になってきます。
ところが内も外もオイルがタップリだったらどうでしょう。ボールは曲がらないし入射角度なんて作れませんよね。
もちろん、ピン前はオイルはありませんがそれだけでは入射角度をつけれません。
…PBA選手のように高速回転のボールを投げれる人は可能かもですが、ここはあくまで初級、中級向けに話しをしますね…!
…と言う事で内と外のオイルの量が違う訳ですが、そこで思い出してみましょう。
『ボールはオイルの上を滑ってオイルがなくなると曲がる』でしたよね。
オイルのあるところを滑らせてオイルのない(薄い)ところで曲がりだして入射角度をつける。つまり、曲がりだすポイント(フッキングポイント)があります。
オイルのあるところとないところの境目…ここを皆さん 探すわけです。
壁の話しから多少ずれてしまいましたがこれもひとつの『壁』ですね。
また、フックボールを投げると外に出し過ぎて『あっ、ガターだ!』と思った瞬間にボールがはじかれて、くの字に曲がった経験がありませんか?
これもひとつの壁です。
外にまったくオイルがない状態ですね。
フッキングポイント…ボールが曲がりだす所。
壁を感じて自分にあった、その日のレーンコンディションにあったラインを見つけてみて下さいね。
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