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「なーんかここに住んどきたいよ」
神川が欠伸しながら荷台から降りる。
神川が降りたので全員下車。トラックの荷台の扉を閉め、経堂寺が鍵を掛けた。
「で、このトラックは先生の私物で間違いなかったですか?」
千尋が畏まって経堂寺に聞く。
「ええ、myカーよ」
経堂寺は振り向きもせず三条高校の校舎へと乗り込んでゆく。
5人は振り回されるのに疲れを見せはじめ、ため息がもれる。
「なんか楽しいねっ」
桜井が笑顔ではしゃいだ。
約一名、疲れてなかった。
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