曲者はいつになっても曲者。彼らの前に現るる

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「なんでまた」 進藤が真剣に突っ込んだ先にはゲームセンター。 「わっほい!行こうぜ衛!」 「おうよ!」 「待って~」 千尋を筆頭に剣山と桜井はゲームセンターに飛び込んだ。 「あら、来たことなかったりして?」 「馬鹿言え。星の数程来てる」 見苦しい言い訳だ。 「へぇ。何したりするの?」 神川が攻める。 「………………スマートボール」 ※スマートボール バネを使い玉を飛ばし、ある穴に入れれば得点と言うもの。 言わば原始的パチンコのようなもの。最近ではお祭りなどで見かける。 「あっはははは! 無い。 ほら、行こ」 「おい」 神川は進藤の手を引いては千尋達を追い掛けた。
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