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「理恵さぁぁんん!待っていましたよぉぉ!」
朝からテンションMAXだな。あいつ。
三条高校の門の前で出迎えるアイツ。清水大介。相変わらずうるさい。まだ8時にもなっていない。
「猿がこの学校にもいた」
「この学校だけと訂正願おうか」
進藤と千尋はまた揉め始めるが、さすがに朝からしんどいために剣山も無視だ。
経堂寺が車を駐車し終え、先に下車していた5人(三条の猿加え6人)と合流した。
「あら、清水ジュニア。はやいわね」
「いやいや、あんたがこの時間に設定したんでしょうが」
清水も無難に突っ込んでいる。
すると、校舎からゾロゾロと三条高校のメンツがやってきた。
おはようございますと声が飛び交い、早くも再会を交わしたが。
奴らは体操服だ。
そして、一条も体操服を持ってくるよう指示され全員持っている。
「入ってすぐ横に男女とも更衣室がある。着替えてこい」
5人は何も分からないまま剣崎の言うとおりに行動した。
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