最強無敵の吹奏楽コーチ

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「ま、不法侵入ではないわよね。卒業生だもの」 5人が職員室へと北条を連れて行き次第、経堂寺が面倒臭そうに応接室へと全員を押し込んだ。 そこは見るからに綺麗な場所で、雰囲気は校長室のような厳かな雰囲気が漂っていた。さすがは私立の学校と言えようか。 しかしながらソファーに座るは経堂寺。他全員は地べたに正座。 「ほらざまぁー!不法侵入な訳ねーだろガキんちょ!」 北条が執拗に横にいる千尋に攻撃する。 「いって!お前追い出す理由がだなぁ!」 「はぁぁ!?この偉大なる大先輩を前によくもそんな口が!」 何故か揉める2人。 「進藤。千尋と北条さんだったっけ。こいつら拷問室にぶちこ―――――」 「すいぁせんっしたぁ!」 経堂寺の一言で、いや、厳密には一言言い切る前に千尋は土下座した。北条はなんのことやらと言った顔。 「何を土下座まで……」 「おい侵入者、拷問部屋はひたすら平仮名のお勉強をさせられんだぞ。俺は朝から晩まで入れられて手が腱鞘炎になった」 「すいぁせんっした!」 そこには土下座する2人がいた。何か通じ合ったのか。 苦笑いするその他。 あぁ、だからあの日千尋の右手震えまくってたのか(剣山談) なにしたらそうなるのよ……(神川談) 経堂寺の昼食場所をつけたそうだ。ちなみに昼から焼き肉行ってたらしい(進藤談)
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