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「おはよーざいまーす」
それぞれ挨拶を軽くしながら三条高校のメンバーが次々に入ってくる。良く良く考えてみれば、周りの知る人ぞ知る人間が見れば三条のメンツは恐ろしい構成だ。
「あー、部屋あつくなった」
「こら、千尋!」
千尋が愚痴るので神川が押さえつける。
「よお千尋。暑そうだな」
ホルンを背負った清水が千尋にタイムリーな事を話しかける。
「あぁ、お前らが入ってきたとたん」
「暑いやつがいるからな」
清水が振り向いた先に居たのは水木だった。バスクラガール水木。
「っしゃぁぁ!燃えてきたぁぁ」
その横にメガネを光らせてたってるだけの橋本。
そしていつのまにか進藤の横にいる早川。
「うわぁぁ!メイちゃん!」
いつの間にかしたの名前で呼ぶようになった神川が驚く。忍者の如く進藤の隣を確保する。
「お、おはよ。進藤くん」
「あぁ。この前のバルブ、調子もどったか」
「あ、はい!楽器屋さんいって調整してもらいました!」
「なら大丈夫だ」
なんでこんな会話なのに腹立つんだろ(千尋談)
あんた雪ちゃんとほっぺたばっかひっぱりあってたもんね(松田談)
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