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結局 あとをつけると渡り廊下でアイツは 風になびかれながらパンを食べていた
そして千尋はあることに気づく
「(あれは……………メロンパン!)」
どうでもいい
しかし弁当を食べてない千尋
なんか アイツも孤立なんだって確認したかっただけで
少し自分を落ち着かせるために動いた感じになった
千尋は もういいや と思い背を向け歩きだした
「誰かいるな?」
あ、バレてるじゃん
逃げるか………いや…せっかくの交流チャンス… 行くか … むむむ
千尋葛藤
「コソコソと…でてこい」
剣山のその発言を機に千尋は飛び出した
「ごめんなさい!」
と言いながら飛び出す
ただなにか変だ。剣山は向こうを向いて指を指している
剣山は千尋の声に気づき後ろを振り返る
「あれ?そっち?」
「あぁ、うん。こっち」
両方馬鹿
「なんか…用事かな?」
剣山が形相を変え、警戒気味に千尋に聞く
「え?あー、えとー、音楽すごいできるねーあはは、なんちてー」
キョドる千尋
ただの不審者
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