理由のためだけの存在

13/26

433人が本棚に入れています
本棚に追加
/248ページ
校舎に2人は入った 「てかさ、つるぎやまだったかな…名前うろ覚えだけど、なんで校舎に居るんだろ?帰ったんじゃなかった?」 千尋が進藤に後ろから話かける 進藤は目指す場所に歩き続けている 「さぁな。いって聞けばいい」 ツンと返す進藤。それに千尋はムスッとしている しかし、なんで剣山がまだ校舎に…? そんなこんなで校舎内を歩き回っているうちに、進藤が二階付近で止まる 「おかしい………いない…」 進藤が周りを見渡す 決して表情は変わってなんかいない 「嘘つきだー、はい口の中に砂いれるー」 「黙れ。」 進藤がまた歩きだし、何かに気づく 「図書室………電気がついてる…」 「図書室ぅ?いつも空いてるかわかんないような場所なのに…」 「中にいる人に聞くのが手っ取り早い。なにか知ってるかもしれない」 進藤が千尋なんか気にせずにスタスタ歩きだす 「ま………まてコラ!」 千尋が後ろから進藤を追いかける 進藤は図書室のドアを開き、中を覗きこんだ
/248ページ

最初のコメントを投稿しよう!

433人が本棚に入れています
本棚に追加