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校舎に2人は入った
「てかさ、つるぎやまだったかな…名前うろ覚えだけど、なんで校舎に居るんだろ?帰ったんじゃなかった?」
千尋が進藤に後ろから話かける
進藤は目指す場所に歩き続けている
「さぁな。いって聞けばいい」
ツンと返す進藤。それに千尋はムスッとしている
しかし、なんで剣山がまだ校舎に…?
そんなこんなで校舎内を歩き回っているうちに、進藤が二階付近で止まる
「おかしい………いない…」
進藤が周りを見渡す
決して表情は変わってなんかいない
「嘘つきだー、はい口の中に砂いれるー」
「黙れ。」
進藤がまた歩きだし、何かに気づく
「図書室………電気がついてる…」
「図書室ぅ?いつも空いてるかわかんないような場所なのに…」
「中にいる人に聞くのが手っ取り早い。なにか知ってるかもしれない」
進藤が千尋なんか気にせずにスタスタ歩きだす
「ま………まてコラ!」
千尋が後ろから進藤を追いかける
進藤は図書室のドアを開き、中を覗きこんだ
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