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「どこにいるのかしら……」
神川は悩んだように1組の前で立ち尽くす。男3人はそれぞれ違う方向を見ている。
「あんた達やる気ないでしょ」
「誰かわかんねぇし」
剣山が言う。
「特徴は?」
進藤が剣山に次いで言う。
「いつも1人で、身長はあたしより低くて金髪のショートカットなんだけど……金髪だからすぐわかるはず……」
『いつも1人』と言った時だけ剣山を見ていたので剣山はまたいじける。
「んな奴いたかなぁ」
ドタドタドタドタ……
4人の横を金髪のショートカットの小さいのが走り去る。
「……………そぅ、あんな感じ」
4人「あれだ」
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