433人が本棚に入れています
本棚に追加
休み時間―
千尋………やはり1人
なんか仲良くなっちゃった的な奴を見るとコーンフロスティをお茶で食わせたくなったりしていた
そんな鬼の目で教室を見渡すと、奴が窓際の隅で本を読んでいる
あいつも友達いませんよオーラがでてるな………
と訳わからない解釈。先ずは奴から色々聞きたい………
ただ
イライラする
「ちょっとみてぇ、あの本よんでる進藤って人…クールでカッコイイィ」
「本当、まさにタイプだわぁ」
「口数の少なさもまたいかしてる………」
女子たちの会話―――千尋は耳をすませる あぁムカつく
たしかに ヤバいくらいカッコイイ。ただムカつく、なんか気取ってる… ここは俺が…
千尋が奴に向かって歩きだす
「知ってる?あの進藤って人、あたしの中学校の隣にいたらしいんだけど、吹奏楽だって聞いたわ…」
「ええー、そこは受け止めれなーい」
「な・ん・で・だ・よ!」
千尋が女子に割入った
女子が 何事かと言わんばかりにびっくりしている
しまった… つい…
「だって吹奏楽とか…文化部じゃん」
その言葉に 進藤たる人物は千尋たちの方向に顔を向けた
最初のコメントを投稿しよう!