目覚めた赤青

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「でも、ただで死ぬつもりは無い。」 ポン 青斗は青夜の頭に手を置いた カアァァ… 「これが俺が残す最期の遺産だ」 青斗の手が赤と青に静かに光る それは悲しく、そして懐かしい感覚があった 「青夜……」 「なんだよ…」 「すまない…母さんを…守れなかった…」 青斗は泣きながら青夜に謝った。 「俺に謝るなよ…」 ゾクッ 突然青夜の背後に殺気の様なものが走った
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