1章 start

2/9
前へ
/52ページ
次へ
「…だる。」 朝、7時15分。 眠たい目を擦りながら林智貴はベッドから起き上がる。 天気は良好。 カーテンの隙間から、光が射している。 だが、基本低血圧のため、気分は最悪なのだ。 「なんで太陽は昇るんだよ…」 大自然に向かって軽く文句をつけ、学校への準備をする。 外に向かって、 「ゴメン太陽、今のは冗談です。ずっと元気でいてください。」 あほらし… 下のリビングに降りると、 「あ~、おはよう智~。」 一人の女の子が料理を作っていた。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加