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今村「私の迫真の演技だからこそ成せる技です」
宮本「すごいですね!気絶した人間をこんなに早く起こせるなんて!」
純粋な宮本の心がすごく眩しいです。
山口「背中にナメクジを置くだけなのにどこが迫真の演技なのやら」
今村「ナメクジ嫌いの理由を1から10まで丁寧にバラした方が良かったですか?」
山口にボソッと忠告をするやさしい私。
生きたナメクジを食べ続けた男、山口。
これは学校でかなり有名になれそうです。
宮本「何の話をしてるんですか?」
今村「あ~、実は山口は」
山口「何でもない!何でもない!全くもって何でもないぞ!」
宮本「そうですか、何でもないならいいんですが。」
話に入れてもらえずシュンと落ち込む宮本を見ると罪のない私の心が痛みますね
今村「山口、宮本を落ち込ませた罪は少し重いですよ。」
山口「ちょっと待て、オレが何をした!無罪だろ!」
今村「アハハハハハハ!!」
山口「やめて、頼む、許してくださふぎゃあーーーー!!」
山口の断末魔は真夜中の森の暗闇へと吸い込まれていきました。
あ、山口にナメクジを付けたままだ。
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