不必要なもの

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107 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 12:42:49 ID:KarbCH0l0 信じようと、信じまいと― 1867年、財政難で苦しむ当時のロシア皇帝は、夢の中で天使から「不必要な物を手放せば助かる」と言われた。 その御告げを受け、植民当初と比べて商業的な旨味が激減していたアラスカを売却。財政難を乗り切った。 しばらくして、アラスカは地下に豊富な資源を蓄えていた事が判明し、アメリカの経済を長く助ける事になる。 売却から50年後、不必要な贅沢と私腹を肥していたロシア帝国は革命によって崩壊してしまった。
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