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少年が一人で歩いていると林の中から急に目玉の着いた奇妙な帽子を被った少女が現れた。
「ん?」
少女と目が合った
「こんな所…一人であるいて楽しい?」
少女が少年に問い掛けた
「俺は別に楽しいから歩いている訳ではない…」
そっけなく答えた
続けて少年が少女に問い掛けた
「貴様、何物だ?」
「もし戦うというなら容赦はせんぞ…」
少年は少女を睨みつけた
しかし少女は驚く様子もないどころか寧ろその顔に笑みを浮かべたのだ
「へぇ~…犬の分際で神に喧嘩を売るつもり?」
少年が失笑した。
「神だろうが何だろうが俺には関係ないからな…」
その言葉を聞くと少女は先程とは違う明るい笑いを浮かべた
「ふ~ん?」
少年は意味不明といった感じだ
「なんだ?」
悪魔で少年は冷たく答えた
少女はそれでも微笑みながら言ったのだ。
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