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『ついに卒業か…』 男が学校の校門前でしみじみとつぶやいた 男の名前は 林大悟【はやしだいご】 今3年間通った高校の卒業式がおわったところだった 『おい~大悟 なにしんみりしてんだよ 早くいかねえと打ち上げにおくれちまうぞ』 クラスの友人が大悟に声をかける 大悟『おう!』 そう返答した直後に強い風が吹いた 大悟『うわっ… 砂が…』 大悟が目をこすった手には'桜の花びら'がついた
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