scene3
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恋はいつも、どちらかがより多く、相手を愛してるものなのだ。 頭で判っていても、私はこの不安に、慣れることが、できない。 いくら場数を踏んでも、この不安になれることなんて、決して、ない。 そして、この不安に駆られると、乳首に通されたピアスが、揺れ始める。 最初は、細かく。やがて、大きく。 私の胸は、ピアスの揺れを心臓に伝えてしまうから、鼓動がすっかり、おかしくなってしまう。
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