四←メイド服と変質者2←

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一人で歩く帰り道 結局、駅前の交番まで逆戻りしてしまって 私は重い足を引きずるように歩く 警察に送って貰えばよかったかな? でも、お母さん達が心配するのは見たくないし そんな事を考えながら歩いていると 先の交差点に飛び出す人影 息を切らしながら、左右の道を確認した後に駆け出そうと体重移動 それは見慣れた影 「夜人!?」 「はッ……?」 呼ぶと振り返った所を見れば、確からしい 夜人は、私にフラフラの全速力で駆け寄ってくる 「無事か!?無事みたいだな!  アイツがいたから!とりあえず逃げよう!」 私の手を引いて駆け出そうとした夜人だが 私が走るのを躊躇うと その場で盛大にコケてしまった 「痛てて……。さ、早く逃げなきゃ」 「何から?」 「あのストーカー野郎っ!」 至極当然と言い放つが、彼はもう捕まってる それを知らないのだろうか?
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