四←メイド服と変質者2←

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「ああ、由姫……大人になって」 「しっ!聞こえちゃうわよ!」 どこからともなく、ひそひそ声 間違いなくお父さんとお母さんだ なにをしてるんだろうか? 「ただいま。」 「……あ、おかえり  ほら、見つかっちゃったじゃない」 「スマン。」 なんで、隠れてたのか 理由を探してみると なるほど、これか。 私が掴んだ夜人の肩 今にも、私が夜人を襲いそうに見える 「なにを勘違いしてるのよ  そんな事しないんだから!」 夜人の肩を放して お父さん達に言う でも、二人は聞く気はないらしく 「あら、私達はよくやってたわよね。お父さん」 「懐かしいなぁ。母さんのお父さんに見つかって、殺されかけたっけ」 「そうだったわねぇ」 勝手にノロケた空気に入っている こうなると動かないのは分かりきってる そんな役に立たない親はおいといて 私は夜人を家に招き入れた
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