四←メイド服と変質者2←

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「バカっ……変態!」 「いや、紳士だと思うわよ」 冷静なお母さんのツッコミ その背後で、お父さんも頷いている コイツのどこらへんが紳士なのか 説明してもらいたい所だ 「ジロジロ見られないからいいのよ  ほら、由姫。お風呂入って来なさい」 そう言って、お母さんは私を風呂場に追いやる 何か目論むような目がやらしいけど 大丈夫かしら? 「バスタオルはそこに置いてるからね  パジャマも置いてあるわ。  なんなら、夜人くんも連れて来ようか?」 「いっ、いらないったら!」 夜人を連れてこられたら なにをされるか分かったもんじゃない ただでさえド変態なのに…… 「お母さんのバカ」 小声で文句を言いながら、服を脱いで バスタオルを持ってお風呂へ 近くのフックにタオルをかけたら お湯を身体にかけて、慣らす そして、お風呂に浸かると 暖かいお湯が気持ち良い このまま解けてしまいそうだ
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