Prologue←つんどら。←

2/11
前へ
/370ページ
次へ
俺こと、世嶋夜人【ヨジマ ヤヒト】 足が痺れて死にそうです かれこれ4時間は正座してます。 「聞いてるの?」 「はい。」 俺の目の前、かれこれ4時間もお説教をかましてるのは和尹由姫【カズイ ユキ】 「あんたがド変態だってのは分かってたわ  でもね。彼女がいる目の前で私を押し倒すのはどうなの?」 「あれは事故でっ…………」 そう、先程 といっても4時間前に、由姫を押し倒した俺 純然たる事故だ ただ、階段から転げただけだ。 「由姫ちゃん、やとが………」 俺の痛みを分かち合う如く、命じられてもないのに向こう側で正座しているのは 幼なじみ兼で彼女の逢花 昔からの猛烈アタックで俺は捕まえられたのだが 「やとがヘトヘトだと  ……夜、できなくなっちゃうよ」 「するかアホ!  そういうのは順を追ってだな……!」 ヤッちゃう事しか考えてない
/370ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4022人が本棚に入れています
本棚に追加