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「…可愛いやつだね、景時は」
「え……」
クスリとヒノエが笑ったのが聴こえたかと思うと、下半身の高ぶりに何かが触れるのを感じた。
ヒノエの手だ。
「ちょ、ちょ…っ」
「うるさい。黙ってな」
「ん…っ」
こちらに向かせた景時の唇をヒノエは自らの唇で塞ぐ。
浴槽の中、タオルの合間を縫ってヒノエ手のひらが景時の高ぶりをゆっくりと扱き始めた。
既に十分な硬度を保っていて、自分に欲情しているのだとヒノエは嬉しくも思い、そしてヒノエ自身の興奮も煽っていく。
「ふ…、ヒノ…エ…く…」
風呂場に熱っぽいヒノエの名を呼ぶ声が響く。
ヒノエは景時の表情をそっと伺った。
快感に堪え、またそれを感じている景時は瞼を閉じ、眉を寄せている。
余程我慢してたのだろうか、扱くモノは限界に近いようにビクビクと脈を打つ。
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