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｢｢杏華ｯ!!｣｣
杏｢うわｯ蓮兄に憲兄…｣
扉のとこには杏華の兄二人が立っていた
それと同時にクラスの男子たちがざわつき始めた
｢獅子道さんだ…｣
｢始めて見た…｣
｢かっけぇ｣
蓮｢杏華ぁ｣
そう言って蓮は杏華に抱き付いた
憲｢蓮ｯ!お前だけずるいぞ｣
そう言って憲太も杏華に抱き付いた
蓮｢杏華は可愛いなぁ｣
憲｢そうだなぁこんなに可愛いから悪い虫が寄ってくるなぁ｣
蓮｢俺たちで守ってやんなきゃなぁ｣
ギュウッ
クラスの男子たちは蓮と憲太に驚きを隠せないでいた
クールでかっこよくてキリッとしてて喧嘩が強い二人の面影がないのだから…。
杏｢いい加減離せｯ!!苦しいだろｯ!｣
そう言って杏華は二人の腕の中で暴れ始めた
蓮｢仕方ないな｣
憲｢そうだな｣
そう言って二人は渋々杏華から離れた
杏｢ったく早く教室戻れよ…後少しで先公来るぞ｣
憲｢分かってる。じゃっまた後で来るからなｯ!｣
蓮｢じゃあなｯ!｣
杏｢もう来るなｯ!｣
杏華は二人の背中に向かってそう叫んだ
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