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杏「ただいまぁ」
今帰ってきた人は今まで暴走をしていた獅子道一家の長女、杏華だ
「お嬢、かしらが及びです」
杏「親父が??なんだろ??取り敢えずありがとう行って来るわ」
杏華は長い廊下を歩き親である雅斗の部屋へと向かった
杏「親父入るぞ」
杏華はそう言って扉を開けると真剣な顔をして座ってる父、雅斗と母、舞香がいた
杏「なんだよ二人共そんな真剣な顔して。あたしは何も悪いことなんてやってねぇからなっ!!」
雅「誰も説教する為に呼んだ訳じゃない」
杏「じゃあなんだよ…」
雅「明日から太一が経営してる学校に行ってもらう」
杏「なんだ学校かよびびらせんなよ…………………ってはぁッ!?」
舞「予想通りの反応ね」
舞香はクスッと笑った
杏「ちょっ…待ってよ太一のやってる学校って蓮兄や憲兄がいるとこじゃんッ!ぜってぇ行かねえ」
そう言って杏華はそっぽを向いてしまった
雅「まったく…太一が泣きながら私のとこに来てな杏華を学園に入れたいと言ってきてな…。よほど杏華が好きなんだろ」
そこで雅斗は一息ついた
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