出会いのインガ
4/14
読書設定
目次
前へ
/
16ページ
次へ
トオルはおばさんが走り去った方角を背に歩き始めた。 まだお腹が空いちゃいないし、もっと1人になりたかった。 いっそのこと誰もいない、宇宙のどこかへ飛び立ちたかった。 そこならきっと化け物はいないし、何かに怯える事もない。じっくりじっくり拡がる夢は、トオルの孤独も拡げていった。 どうして僕は産まれたんだろ? どうして僕はこんなところに… トオルは涙を流しながら、目的地もなく歩き続けた。
/
16ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!