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ふ、と先程の口への感触が
頭を過る。
…接吻、だったの?
頭がそれを理解すると、
一気に顔に熱がいった。
一人混乱する俺様の目の前に、
風魔は一瞬で来た。
相変わらずの素早さと、
少し冷たい雰囲気。
でも今日は、少し違った。
ゆっくりと腕が伸ばせられる。
俺様は何故か抵抗出来ずに、
少し視界が歪んで
風魔に抱き締められていた。
「…何…?」
相手の行動に、
ふ、と
殺されるのではないか
と身体中に殺気が走った。
感ずいてかそうでないのか、
風魔は俺様を離さない。
クナイを相手の腹に当てた。
それでも離さない。
訳が解らなくなった。
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