あの人

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先輩の彼女の友達。 同じ熊本出身。 同じ歳。 初めて自分から好きという気持ちを伝えた人。 それが あの人。 何度か遊んだがあの人から出る話題には元彼の話があった。 あの人は今でも元彼を必要としていることを感じた。 いつしか自分から連絡することは無くなった。あの人のことは好きだけど…あの人が必要としているのは元彼。 この恋は終わりにした。 自分が相手を好きでいるよりも、相手に自分を好きでいてほしい。 そんな恋が理想。 いくら自分が好きでも、相手の心が此処に無ければいや。 いくら誰かに好きだと言われても、自分が好きになれなければ…  相手を信じれなければ… この頃にはそう思うようになっていた。
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