炭水化物

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私はご飯の時間が 恐怖だった 給食も家でのご飯も 恐怖だった 残しちゃいけない 好き嫌いしちゃいけない 時間内に食べなきゃいけない ただ、恐怖だった 食べる事にあまり興味の無い子供 でも、一応好きな物はあった でも、 「残してはいけません!」 其の言葉で、嫌いな物も好きな振りを しなければ、ならなかった 私は一生懸命、 給食を食べた 家では、 食べるのが遅いと お外 に出された 食べるのなんか! 大嫌い! モデルの卵になった時に 其れは役に立った 米を殆ど 食べなくなった お菓子も 食べなくなった 悲しい話 今、好きな甘い物に気付いた 私は、マカロンが 好きだった。
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