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次の日の朝、朝食を済ませ、制服に着替え、玄関へと向かった。
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃーい。 気をつけて行くのよ」
ドアを開け、元気に学校へ行くのを見て千香子は安心した。
新しく友達が出来たとは言ってはいたが、特に理由はなくても気になってしょうがない。
「さてと、洗い物をして、洗濯して、あぁ、考えるだけでも嫌になる。
さっさと始めよ」
食器を洗い終わって一息入れようと、棚からマグカップを取り出そうとした。
その時、マグカップの取っ手がカップから外れ、カップが落下してし、パッリンと音をたてて真っ二つに割れてしまった。
滅多に起きそうもないことに千香子は、何事も起きないように願いながら、マグカップの破片を拾った。
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