第四話~騒動~

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  「…………痛ッ!!!」   「いってぇ……!」       うゎ、目の前を星が飛んでる…。   それに…ビショ濡れだ。     前を見て、ぶつかったモノを確認する。   ぶつかったモノ…相手は、如月奏摩だった。     下を向いて額を撫でている。       「…………冷たい」       私がポツリと言うと、如月奏摩はバッと顔を上げた。       「悪ぃ!大丈夫か!?」    「…痛い。…冷たい。」       あぁ…頭がクラクラする。   痛い………。       「頭か?頭打ったのか!?それに濡れて…って、あ!!」       大きな声で言う。       …頭に響くから止めて下さい。      
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