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「…………痛ッ!!!」
「いってぇ……!」
うゎ、目の前を星が飛んでる…。
それに…ビショ濡れだ。
前を見て、ぶつかったモノを確認する。
ぶつかったモノ…相手は、如月奏摩だった。
下を向いて額を撫でている。
「…………冷たい」
私がポツリと言うと、如月奏摩はバッと顔を上げた。
「悪ぃ!大丈夫か!?」
「…痛い。…冷たい。」
あぁ…頭がクラクラする。
痛い………。
「頭か?頭打ったのか!?それに濡れて…って、あ!!」
大きな声で言う。
…頭に響くから止めて下さい。
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