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第五話~自己紹介~
「んじゃ、改めて…。俺は如月奏摩。歳は十七歳……」
全ての後始末をした朱希さんが出て行ってから、改めて自己紹介をする事になった。
「元気溢れる現役高校生だ!」
「……………。」
あ~ぁ…シラケた。
如月奏摩は恥ずかしそうに頭を抱えた。
「元気溢れすぎて…朱希さんに怒られてたんだ。」
「うっ………痛い所を…」
「朱希さんが可哀想。」
私が言うと、如月奏摩は笑った。
「朱希さんは…からかうと面白いからなぁ~」
うゎ………可哀想な朱希さん。
「よし、じゃあ次はお前の番な!」
あ、やっぱり私も自己紹介するんだ?
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