第六話~日常~

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  「そう言うお前……紅羽はいつからなんだよ?」     「私は……私も、奏摩と同じだよ。」     「そっか。って事は、紅羽も手術すんの?」    「………うん。」     「そっか…。」     「………いっつも…」    「ん?」     「いっつも笑ってて疲れない?」       つい聞いてしまった。    奏摩は驚いている。       「楽しいから笑うんだ。疲れるとか疲れないとかの問題じゃないだろ?」       そう言って、また笑った。           それから、私の部屋には毎日奏摩が来る様になった。   一日中ではないけど、殆んど一緒にいる。 どうでも良い様な話をして、奏摩は笑う。     それが……   新しい、私の日常。      
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