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「そう言うお前……紅羽はいつからなんだよ?」
「私は……私も、奏摩と同じだよ。」
「そっか。って事は、紅羽も手術すんの?」
「………うん。」
「そっか…。」
「………いっつも…」
「ん?」
「いっつも笑ってて疲れない?」
つい聞いてしまった。
奏摩は驚いている。
「楽しいから笑うんだ。疲れるとか疲れないとかの問題じゃないだろ?」
そう言って、また笑った。
それから、私の部屋には毎日奏摩が来る様になった。
一日中ではないけど、殆んど一緒にいる。
どうでも良い様な話をして、奏摩は笑う。
それが……
新しい、私の日常。
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