第八話~隠れ鬼~

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第八話~隠れ鬼~

  「あれ?貴方はこの前の…」       ある日奏摩が友達を連れて来た。   確かあの時私に謝った人だ。         「初めまして…?俺は桜木敦。奏摩の同級生だよ。」       同級生って事は、先輩か。       「桜木先輩…って呼べばいいですか?」     「あぁ…別に敦でも何でもいいよ?」       桜木敦先輩は、私の質問に優しい笑顔で答えてくれた。       「じゃ………ムグッ!?」     「ちょっと待ったぁぁぁ!」       私の口を押さえて、奏摩が叫んだ。   …また怒られるよ?       「何だよ…」       桜木敦先輩が溜め息混じりに奏摩に聞いた。      
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